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原作とS1から考える『サンドマン』ドラマS2予想(原作紹介含む)

 ※注意:『サンドマン』原作の今後の展開に関する内容(あらすじ程度)を含みます。


 『サンドマン』ドラマのシーズン2制作が決まりましたね!今後の楽しみが増えて嬉しい限りです。下記は以前作成したサンドマン原作紹介を少しアップデートしたものですが、追記にもある通り、ドラマS2は原作のVol.4から6あたりを含むことが予想されます。

(以下、途中特に意味のないところがピンク色になっていますが、イマイチ原因がよくわからないのでそのままにしておきます。色変え部分は特に意味はありません)

 とても嬉しい一方で「本当に制作費は大丈夫か」という心配が残ります。おそらくS2に含まれるであろう部分は原作の中でも特に制作費がかかりそうなところばかりで、

  • 原作Vol.4: 地獄と夢の国が主な舞台なので作り込みが大変
  • 原作Vol.5: バービーの見る夢の世界が主な舞台なので作り込みが大変
  • 原作Vol.6のオルフェウスの話: ギリシャ神話の世界が舞台なので作り込みが大変
という感じで、まともに作ろうとすると制作費がおそらくS1の比ではないはずなので、S1同様、ドラマ化に当たってはニルゲマジックのアレンジを加えていい感じに落としどころを見つけてくれるものと信じています。

以下、S2にあたる(と予想される部分の)原作の簡単な紹介と、ドラマS1から伏線として読み取れる部分や期待したいポイントなどを挙げていこうと思います。なお、どれも「ドラマS2が原作通りであれば」という前提があり、S1を見てもその通りにはいかないことは重々承知しているので、参考くらいに見ておいていただければと思います。また、私自身は原作読み歴1年ちょっとで、まだ読んでいる途中のものもあり、知識的な抜けも多くありますのでその点ご容赦ください!

原作Vol.4  Season of Mists

 この巻は冒頭からエンドレス兄弟姉妹が勢ぞろいするので、顔見せ紹介的な意味合いの映像化も期待できます。その勢ぞろいディナーでナダのことをデザイアに揶揄されデスに叱られされたドリーム、それもそうだなと思い覚悟を決めてルシファーの地獄へ行きますが、そこは何故かもぬけの殻で…というところから始まる騒動の顛末を描いたお話です。
 なお少女漫画絵にびっくりするスピンオフ『Death: At Death's Door』はこのVol.4の公式二次創作(?)で、意外とちゃんとストーリーを追いつつも、原作には描かれていない部分でこんなことが起きていたかも?という二次創作的な妄想を描いています。ちなみにこの少女漫画絵のスピンオフを描いたジル・トンプソンさんは全然違う絵柄で原作Vol.7を描いているガチなサンドマン公式アーティストで、オーディオ版act3ではなんと声の出演までされています。凄い。

ドラマS1から読み取れるもの

  • ナダについて: ドラマS1ではep4でちらっと出てきただけのナダ。本来は原作Vol.2で出てきておりそこでことの顛末も語られるのですが、ドラマS1では省略されているのでS2で映像化するものと思われます。ドリームの恋愛黒歴史で、S1での出来事を経て変わっていくドリームがそうなる前にどれだけ対人関係ヤバい奴だったかがよくわかります。
  • ルシファーの一人称: ドラマS1の中でルシファーが(ドリームとの対決場面以外)一人称に「We」を使っていることにお気づきでしょうか。これはRoyal weと言って、王などが使う話し方です。ドラマS1ではWeを使っていたルシファーが、S2で現れた際にはIを使うようになると思います。こういう細かい変化にも注目したいです。
  • マジキーン: まさかのS1から出てきたマジキーンちゃん(原作ではVol.4からの登場)、私のお気に入りのキャラです。彼女はマジキーン・オブ・リリムといって、リリスの子供たちで構成されるリリム族の一人です。スピンオフ『ルシファー』では、天界にいた頃のルシファーとまだ子供だったマジキーンちゃんとの出会いの話もあります。(基本的には母リリスの話ですが。)このマジキーンちゃん、ドリームとの対決でルシファーが傷を負った時に切ない心配そうな顔をしていますが、原作通りであればルシファーをお慕いしているキャラなので、S2には(個人的に)期待度大の見せ場もあります。
  • アザゼル: ドラマの最後にちらっと出てきた、目玉沢山浮遊体のアザゼル。原作ではルシファー・ベルゼブブ・アザゼルの三人で三頭政治を組んでいる設定でしたがそれはドラマでは採用されなかったようなので、ベルゼブブの出番はなくなったようです。それでもなおアザゼルだけは出てくるのは、原作通りS2で出番があるからだと思います。ちなみにアザゼルはスピンオフ『ルシファー』にも出てきて、人間たちを殺意と狂気の道に誘惑します。
  • 退屈するルシファー: ドラマep10のラストは明らかにS2への引きなのですが、その中に「これ以上ないほどに退屈だ」というセリフがあります。ルシファーは地獄での暮らしに退屈しきっているのです。ここがS2への大事なポイントになります。
〇より詳しいストーリー紹介はこちらのツイート参照

〇Royal Weについて

原作Vol.5 A Game of You

 この巻はドリームをはじめとしたエンドレスの出番が少ないので、特定のキャラクターが好きな方には物足りない部分もあると思います。ドラマ化にあたっては上手くエンドレスや他のキャラを混ぜてくるかもしれません。
 この話の主人公はドラマS1にも出てきたバービーです。浮気妄想ばかりしているケンと別れて新しい暮らしを始めたバービーは、昔からずっと見てきた夢を見なくなってしまったものの、同じアパートに住む親友でトランスジェンダーのワンダたちと楽しく暮らしていました。アパートにはバービーとワンダの他、レズビアンカップルのフォックスグローブとヘーゼル、ミステリアスで知的な女性テッサリー、気難しく人付き合いもないジョージが暮らしていました。ある日ワンダとウィンドウショッピングに出かけたバービーは、彼女の夢の中の住人だったはずのマーティン・テンボーンズが現実の世界に出てきているのを目にします。マーティンは言います、「バーバラ姫、どうか王国にお戻りください…!」

ドラマS1から読み取れるもの

  • バービーの夢の世界: ドラマS1 ep8の、ハルのゲストハウスに住む住人皆の夢が混ざり合う場面で、プリンセスドレスを着てサングラスをかけたバービーと、そこに寄り添う大きな長毛の生き物「マーティン・テンボーンズ」が出てきます。これは原作Vol.2の場面ですが、この世界がそのまま原作Vol.5につながっていきます。
  • ジュディの元恋人ドナ: ドラマS1 ep5のダイナーで大変な目に合うジュディ。その喧嘩した恋人・ドナはこの原作Vol.5でバービーと同じアパートに住んでいるレズビアンカップルの一人、フォックスグローブとして登場します。彼女の悪夢にジュディが出てくるシーンはS1との繋がりもあるので映像化されるのではと思います。

原作Vol.6より The Song of Orpheus

 ドラマS1の原作Vol.3の扱いから考えると、原作Vol.6までS2のドラマ化に含める場合は、おそらく「オルフェウスの歌」だけ入れるのではないかと思います。ドリームとカリオペの息子オルフェウスに起こる悲劇的な出来事は、やがてその後のドリームの運命を大きく変えていくことになりますし、ここでS2を切るとその後のS3への引きにもなるのでちょうどよいのではないかと思います。
 なお、私が今描いていて今回このブログにも載せている原作ベースの二次創作漫画「Orpheus in the Wrong Underworld」はこのVol.6のオルフェウス君の話をベースに、ここでこう分岐したらその後の悲劇も回避していけるのでは?という妄想を描いたものなので興味がありましたら是非。

ドラマS1から読み取れるもの

  • カリオペ: ドリームの元妻でオルフェウスの母親。ドラマep11で意味ありげに語られるオルフェウスの話を聞くに、やはりS2では「オルフェウスの歌」を映像化するのではないかと期待できます。なおドリームは息子の結婚式に妻とであってもダンスを踊らないくらいの面白みゼロキャラなので、一体カリオペはどのあたりを好きになったのだろうと思ってしまいますが、どちらかというと「気難しい芸術家」みたいにも見えるので、そういうところが素敵に見えたのかもしれません。
ドラマS2、楽しみにしています!


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